アクセントクロスとは、1面だけ異なる柄や色の壁紙を貼ることで、おしゃれな空間を演出するインテリアのテクニックです。今回は、アクセントクロスにおすすめの壁紙と選び方について解説します。

アクセントクロスのメリット

アクセントクロスのメリットについて見ていきましょう。

手軽におしゃれな空間になる

まずは、手軽におしゃれな空間を演出できることです。また、全面に貼るよりも、1面だけに貼ることで、統一感のある空間を作ることができます。
新築の注文住宅などには必ずといって良いほど最近は使われることが多いアクセントクロスですが、すでに賃貸や戸建てにお住まいでも手軽に取り入れられるのが魅力ですよね。

壁の汚れ・傷などの対策になる

ペットによる引っ掻き傷や、お子様による汚れ防止などの観点から、一部分だけアクセントクロスを取り入れることもできますよね。機能的なアクセントクロスを探してみるのもいいでしょう。

アクセントクロスにおすすめの壁紙

シンプルな無地柄

シンプルな無地の壁紙を選ぶと、他のインテリアと調和しやすく、空間をスッキリとした印象にすることができます。また、カラーバリエーションも豊富なため、貼る場所に合わせて選ぶことができます。

ウッド調柄

ウッド調柄の壁紙は、自然な雰囲気を演出し、落ち着いた空間を作ることができます。また、他のインテリアとの相性も良いため、おすすめです。

タイル柄

タイル柄の壁紙は、モダンな空間を演出することができます。また、キッチンやバスルームなど、水回りの場所に貼ることもできるため、使い勝手が良いです。

グラデーション柄

グラデーション柄の壁紙は、カラフルな色合いが美しいデザインが多く、一面に貼ると圧迫感があることがありますが、アクセントクロスにはぴったりです。グラデーション柄の壁紙を使うことで、空間に深みや立体感を与えることができます。

ジオメトリック柄

ジオメトリック柄の壁紙は、幾何学模様が特徴的で、シンプルでモダンな空間を演出することができます。また、1面だけに使うことで、印象的なアクセントになります。

シックな花柄

花柄の壁紙は、女性らしい雰囲気を醸し出すことができますが、アクセントクロスに使う場合は、シックな色合いのものを選ぶと、上品で落ち着いた雰囲気を演出することができます。

アクセントクロスの選び方

貼る場所によって選ぶ

アクセントクロスは、リビングやダイニングなど、目立つ場所に貼ることが多いです。そのため、貼る場所によって、選ぶ柄や色を変えることが大切です。リビングなら、明るめの色合いやカラフルな柄がおすすめです。一方、寝室なら、落ち着いた色合いやシックな柄がよく似合います。

理想の部屋のイメージで選ぶ

アクセントクロスの選び方として、理想の部屋のイメージを持って選ぶこともあります。例えば、ナチュラルなイメージの部屋には、ウッド調柄の壁紙が合います。また、モダンなイメージの部屋には、ジオメトリック柄の壁紙がおすすめです。

他のインテリアと調和させる

アクセントクロスを貼ることで、一気におしゃれな空間になりますが、他のインテリアとの調和も大切です。家具やカーテン、ラグなどの色や柄と合わせることで、統一感のある空間を作ることができます。

アクセスクロスを取り入れる際の注意点

貼る面積に気を付ける

アクセントクロスを貼る際の注意点として、貼る面積を考えることが挙げられます。アクセントクロスは、1面だけに貼ることが多いですが、貼る面積を間違えると、圧迫感があったり、違和感を感じることがあります。おすすめの面積は2割から3割がベスト。

貼りたいアイテムサンプルを取り寄せる

また、貼る前には必ずサンプルを取り寄せて、実際の色や質感を確認することも重要です。その際はできるだけ大きめのサンプルを取り寄せるようにしましょう。実際にイメージしている色より、やや濃いめの色を選ぶのもポイントです。これは広い面積にはると、色が薄く見えるためです。

部屋の色は3色まででまとめる

アクセントクロスを取り入れる際には、部屋の色を3色まででまとめることをおすすめします。アクセントクロスは、1面だけ異なる柄や色の壁紙を貼ることで使用しますが、それ以外の壁や家具、カーテンなどの色も含めて、3色まででまとめることで統一感のある空間を作ることができます。

アクセントクロスの施工費用相場

アクセントクロスの施工費用相場は、貼る面積や素材によって異なりますが、一般的には1平米あたり数千円から数万円程度が相場となっています。また、DIYで施工する場合は、費用を抑えることができますが、施工に必要な道具や材料を用意する必要があります。しかし今は簡単に張れる壁紙などもあるので、手軽にアクセントクロスを取り入れたい人にはおすすめです。

まとめ

アクセントクロスといっても色々あることがわかりますよね。おしゃれだと思っていても、今の家には無理だよね〜とあきらめるのではなく、ぜひこれを機会にDIYの世界に飛び込んでみましょう！

もちろん自分でやるのが不安な人は、お気軽にCRASMAにご相談くださいね。