床材の種類と選び方!メリットデメリットを解説

こんにちは!リフォームや注文住宅の際にも、どれがいいのか迷ってしまう床材。デザインは概ね決まっていても、どれが一番良いんだろ〜?と悩んでいる方のために、今日はたくさんある床材の種類と、メリットデメリットについて解説していきます。ぜひ最後までご覧ください!

 

床材の選択とは:重要性と影響

床材は、家の内装において非常に重要です。家の内装を印象づける役割を果たし、機能性や快適性にも影響を与えます。また、家の価格にも影響を与えるため、適切な選択をしていきましょう。

床材の主要な種類

まずは床材の種類についてみていきましょう。

フローリング

フローリングにも様々な種類があり、印象や機能、価格など幅広いため、しっかり見極めて選択することが必要です。

突板フローリング

合板基材などに薄くスライスした無垢材を接着したタイプです。種類も多く、価格も無垢より抑えられるため人気なフローリングです。また、夏や冬などの膨張や縮小が少なく、寸法安定性が高いのも魅力。しかし劣化しやすいく、最も長持ちしないフローリングです。

メリット
  • 種類が多く、様々なデザインに対応可能
  • 価格が安価で手入れが簡単
  • 膨張や縮小しにくい
デメリット
  • 質感がよくない
  • 劣化しやすく長持ちしない

シートフローリング

木目などを印刷したシートを貼り付けたタイプです。本物のように見えるものから、シートだとわかるものまでラインナップが豊富なのが魅力です。また突板と同じく寸法安定性が高いのもポイント。長持ちしやすい反面、経年劣化がただの劣化なので味がでることはありません。

メリット
  • 価格が安価で手入れが簡単
  • 経年劣化しにくい
  • 膨張や縮小しにくい
デメリット
  • 質感がよくない
  • 長持ちはするが、劣化に対応しにくい

無垢フローリング

木材から切り出した無垢材をそのまま加工した床材です。ナチュラルな風合いが魅力。高級感があり、長期間使用することで味わいが増します。ただし、価格が高いため、予算に合わせた選択が必要です。また、伸縮や膨張が起こりやすいのもデメリットですね。

メリット
  • 唯一無似の床材が手に入る
  • 木のぬくもりを楽しめる
  • 温度調節機能がある
  • 冬でも暖かく感じる
  • 経年劣化が味になる
デメリット
  • 寸法安定しにくい
  • キズつきやすい
  • 水に弱い
  • メンテナンスが必要

挽き板フローリング

無垢材を厚めに切って貼り合わせた床材です。見た目や質感が無垢そのものなので、無垢の代替品として人気です。膨張や収縮もしにくく、機能性もあるのがポイント。しかし価格が高く、質感や木目にムラがあることや、日々の手入れが必要な点はデメリットです。

メリット
  • 無垢の質感や見た目が味わえる
  • 寸法安定性が高い
  • 機能性が充実している
  • 手入れすれば長持ちする
  • 経年劣化が味になる
デメリット
  • 価格が高い
  • 質感、木目にムラがある
  • 手入れが必要

クッションフロア

クッションフロアは、柔らかい素材でできており、足触りがよく、子どもやペットのいる家庭に適しています。また、防音性が高く、床暖房との相性も良いため、冬場でも快適に過ごせます。しかし、耐久性が低く、傷や汚れが目立ちやすいため、交換や修理が必要になることがあります。

メリット
  • 耐水性がある
  • メンテナンスが簡単
  • 安価でデザインが豊富

フロアタイル

フロアタイルは、タイルを組み合わせて床を作るタイプの床材です。タイルには様々な素材があり、石や陶器、ガラスなどがあります。タイルは汚れにくく、耐久性も高いうえに、湿気に強いため、キッチンやバスルームなど水周りに向いています。ただし、タイル同士の隙間から汚れが入り込むことがあるため、定期的な掃除が必要です。また、硬い素材であるため、足踏み音が大きいことが欠点と言えます。

メリット
  • デザインが豊富
  • リフォームが手軽
  • メンテナンスしやすい
  • 硬くて丈夫
デメリット
  • 価格が高くなる
  • 隙間から水が入る
  • クッション性にかける

タイル・石材

コンクリート

耐久性が高く、メンテナンスも簡単です。ただし、冷たく足触りが悪いため、床暖房などを併用することが多いです。

モザイクタイル

小さなタイルを組み合わせて作られた床材です。デザイン性が高く、色や形のバリエーションが豊富です。ただし、タイル同士の隙間から汚れが入り込むことがあるため、定期的な掃除が必要です。

大理石

豪華で高級感があります。耐久性も高く、汚れにくく、メンテナンスも簡単です。ただし、価格が高いため、予算に合わせた選択が必要です。

メリット
  • 汚れにくくメンテナンス費用が抑えられる
  • 高級感がある
  • 色あせなど経年劣化しにくい
デメリット
  • 冬は足元が寒い
  • クッション性にかける
  • コストが割高

カーペット

カーペットは、柔らかく足触りがよく、冬場は保温性が高いため、寒い地域に住む家庭に適しています。また、防音性が高く、床暖房との相性も良いため、冬場でも快適に過ごせます。しかし、汚れが目立ちやすいため、定期的な掃除が必要になることがあります。また、アレルギーを引き起こす原因にもなりやすいため、アレルギーを持つ人には向いていないかもしれません。

メリット
  • クッション性に優れている
  • リラックス効果が高い
  • 騒音対策できる
デメリット
  • 汚れがシミになる
  • 夏は暑苦しく感じることも
  • ダニが発生してアレルギー発生の原因になることも

まとめ

いかがでしたでしょうか?床材といっても色々あって、どれがいいのか迷ってしまいますよね。それぞれに良いところもあれば悪いところもあるため、その点をしっかり踏まえて自分に最適な床材を見つけていきましょう!

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